私の身長は168ｃｍです。

Palleの身長は、雑誌フリースタイラーズ2によれば185ｃｍです。

身長差は17ｃｍです。

私の股下を測ると、76ｃｍぐらいでした。

Palleの股下を私に10ｃｍ加えて86ｃｍとします。（もっとあると思うのですが・・・）

計算しやすいように、足の付け根から膝まで、と、膝より下、の長さを同じにします。

よって、私が膝下38ｃｍ、Palleが膝下43ｃｍとなります。

ボールをまたぐときに、軸足は地面に垂直、またぐ足は軸足に対して120°、またぐ足の膝下は地面と平行になって、この下でまたぐとします。

私のまたぐ足の到達地点は、地面から95ｃｍ、Palleが107.5ｃｍとなります。

これを“フリスタと柔軟性”のところで行っているように、1回のATWの時間を計算すると、

私が0.69（s）、Palleが0.76（s）となります。

差は0.07（s）、私の1回のATWにかかる時間の1割の余裕が出る。

はっきり言って、思ったより差が出なかったなぁ、と言う感じである。

しかし、またぐ足を同じように上げるだけで、12.5ｃｍも高いボールをまたぐことが出来る。

この12.5ｃｍという数字がどれほど大きいものであるかは、やっている方には判るだろう。

それ以外に、股下の１０ｃｍの差はそれだけ先にずれたボールなども拾うことが出来る。

意外とトリックは軸足より前方で行っていることが多い。

足の長さの差はそこにも有利に働くと思われる。

一概には言えないが、身長が高い（足が長い）ほうがフリスタには有利であると言えるのではないだろうか。

2006.5.29